久木野尾ダムは灌漑用ロックフィルダムで、防衛施設庁の補助を受けた大分県の障害防止対策事業により2014年(平成26年)に竣工しました。

運用開始後は杵築市が受託管理を行っています。

久木野尾川源流部には自衛隊の十文字原演習場があり、演習による洪水流出率の増加と保水力の低下により久木野尾川の水量が低下、農業用水不足が顕在化してきました。

これに対処するために大分県は防衛施設庁の補助を受けた十文字原演習場周辺障害防止対策事業に着手、灌漑用水源として久木野尾川上流部に建設されたのが久木野尾ダムです。