2024年12月1日に、上地区下河内集落にある下河内八幡神社で霜月祭りが開催されました。この神社は約300年前に宇佐八幡神社(宇佐神宮)から別れこの地に降り立った由緒ある神社と伺ってます。現在、刻の流れとともに住民数の減少やの高齢化で23戸の氏子でこの神社を維持管理し、毎年この時期に盛大にお祭りを行っているそうです。当日午後1時より、本殿で神事をとり行いその後、隣りの小宮殿で五穀豊穣の神事を行いその後、神楽の奉納がありました。この神社の神楽舞の特徴は他の神社ではあまり見られない舞があるそうです。恵比寿神楽も初めて拝見させてもらいましたが、 4匹鬼が暴れまわるのを、住民が手綯った縄で捕らえ御神木に縛りつけ住民を守り五穀豊穣を願うというものです。上地区にもこうした伝統芸能を継承している若者が数名いるそうです。この日もこの地出身の若者(大分在住)が神楽を舞っている時その息子さんがチャッパを鳴らしていました。伝統芸能の継承が難しい時代にこうした若者が継承してくれることを願うばかりです。それにこの地出身の若者も帰省され多くの子供さんの姿も見受けられ、鬼に抱かれて泣きじゃくる子や鬼と記念撮影をする子供等で、日頃静かなこの集落もこの日は終日賑わってました。